新型コロナウイルス対策として、国は、国民一人あたり10万円の「特別定額給付金」を支給していますが、対象は「今年4月27日時点で住民基本台帳に記載されている人」に限られています。
しかし、コロナ禍の社会不安の中、出産する妊婦の支援として、国は新たに、基準日以降に出生した新生児や産まれる予定の胎児について、第一次・第二次両補正予算に盛り込まれた、計3兆円の臨時交付金を妊婦や胎児に使うことを認めました。
そこで、本会では県下41市町に「胎児と妊婦への給付金アンケート」を送り実態調査をさせて頂きました。
(以下参照)
ご返信頂いた40市町の担当者様、ありがとうございます。当初「検討中」とご回答頂いてた市町からも、次々に「給付が決定した」というご返信を頂き、嬉しく思っております。
まだ未回答の市町は、是非ご検討頂き、返信頂きます様、何卒宜しくお願い致します。
妊娠、出産というただでさえ大変な事を、このコロナ禍の中で乗り越えて下さった母子に、感謝とお祝いの気持ちを込めて給付金をお願いしたいとの思いで、6/29(月)、坂上明西宮市議会議員を訪問しました。坂上議員は『胎児も市民の一人として給付金を出す事に協力する』と言って下さり、7/3(金)、西宮市議会健康福祉常任委員会に請願書を持って伺いました。
まず、紹介議員として、坂上議員が請願書を読み上げて下さり、その後、本会の副代表が意見陳述をさせて頂きました。健康福祉常任委員会では全会派一致で可決され、7/9(木)、本会議でも可決されました!
宮田広善先生をお迎えして「いのちの勉強会」を開催しました。
長年にわたり障害のある子供達に寄り添ってこられた先生からは、すべてのいのちに対する温かい思いと共に、障害者を取り巻くさまざまな課題や現状が話されました。
今、社会全体が包容力を失い、子供のはみ出し行動や障害を許容しにくくなっている。そのため、早期発見や早期療育がなされ、かえって親の不安や焦りを誘い、子育てを歪めているのではないか。障害についても、治すものではなく、受容し極めるものであると。そして、障害も一つの個性としてとらえ、すべての人々が生きる意欲を持って幸せに過ごすためには、親や社会の価値観を変える必要があると話されました。
社会の中に優しさをとりもどすために、私達は、すべてのいのちを「おめでとう」と温かく迎える家庭、社会を目指して活動しついきたいと思います。参加して下さった皆様、ありがとうございました。
講師の腰塚勇人先生がご登壇され、ご講演が始まると、満席の会場は、涙、笑い、涙、笑い、涙涙涙、、、そして、何とも言えない一体感と感動に包まれました。
『今、生きていることの有り難さ』そして『この命をどんなふうに使えば、みんながしあわせに成れるのか。』
心の中に、何かがストンと入った感じがしました。
腰塚勇人先生、本当にありがとうございました!
3月31日、東京の全国町村会館にて『生命尊重全国研修会』が開催され、全国で活動している「いのち会」のメンバーが、約150名集まりました。兵庫県からは、五百住副代表を始め6名で参加しました。
★午前中は、宮田修代表(元NHKアナウンサー)の基調講演の後、甲斐克則先生(早稲田大学大学院法務研究科教授)・中村桂子先生(JT生命誌研究館館長)・柏木恭典先生(千葉経済大学短期大学部准教授)のシンポジウムがありました。
★午後は、各地の活動紹介。15県から発表がありました。なかでも、全国で初めて!長崎県大村市の市役所に「お腹の赤ちゃんと妊婦さんに やさしいまち おおむらを目指します」の懸垂幕が掲げられた発表は、大きな喜びと共に、兵庫県も参考にしたいと思いました!
そして、岡田事務局長より「いのちの講演会」「いのちの勉強会」の取組みなどを発表させて頂きました。